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筆者が読んだ本の読書日記。書評ではなく、著書の内容から、自らの体験や時代背景を読み解くことを目指します。筆者の備忘録でもあります。
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41zYdvRBOKL._SL500_AA240_.jpg番場博之、千葉商科大学生協編
『生協の本 国内最大級の流通業についてみんなが知りたいこと』
(コープ出版、2007年3月)

この本は日本生活協同組合連合会の知人からいただいた。
昨年来の世界的な経済危機については誰もが資本主義の行き過ぎであることを信じている。ならばどうしたらいいのか。誰も答えを出せないでいる。協同組合というのはこういう時のためにあるのではないかと考え初めていただけにありがたいことだった。
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03066981.jpg畑仲哲雄『新聞再生-コミュニティからの挑戦』(平凡社新書、2008年12月)

2008年12月、週刊ダイヤモンドが「新聞・テレビ複合不況」という特集を組んだ、筆者がいる通信社でのもこの号がいたるところで読まれていた。身につまされる思いがあった。世間が不況となってもメディア業界だけは「どこ吹く風」だったが、ここ数年メディアを取り囲む空気が変わりつつあった。
51BHN1EDV4L._SL500_AA240_.jpgベンジャミン・フルフォード
『9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ』
(徳間書店、2006年7月)

怖い本である。何かおかしい。そう考えてきた人は少なくないと思う。
9・11で「なぜCNNがワールドトレードセンター(WTC)に航空機が突入する映像を撮っていたか」という疑問をずっと抱き続けている。もう一つは「WTCの犠牲者は公表されているのに、航空機に搭乗していた数百人の名簿はどうして明らかにされていないのか」ということである。



西尾幹二『GHQ焚書図書開封 2 』(徳間書店、2008年12月)51LPwgRKVNL._SL500_AA240_.jpg








大辻一晃、伴武澄コメビジネス戦争(ウオーズ) 日本経済を動かす4兆円市場』(PHP研究所、1995年11月)
滝川好夫『資本主義はどこへ行くのか』(PHP研究所、2009年1月20日)1231747176.jpeg







03029271.jpg竹森俊平『資本主義は嫌いですか』(日本経済新聞出版社、2008年9月







東郷和彦『外交と歴史』(講談社新書、2008年12月)03066864.jpg







800229549_p.jpg 小松和彦、内藤正敏『鬼がつくった国。日本』(光文社、2007年12月)

そのむかし奈良県の葛城地方の人々は土蜘蛛と呼ばれた。天孫族である天皇家が大和に進出したとき、激しく抵抗したが、結局支配下に入った。彼らは一言主という国津神を信仰していた。
日本の山には先住の猟師・山岳民族がいた。柳田國男は「山拠の人」と呼んだが、山蒿(サンカ)のことであろう。先住民たちは土蜘蛛、夜刀神、国栖、佐伯などと蔑称された。いかにもオドロドロしい名前である。
葛城は賀茂一族のふるさとである。一族のスーパースターに役小角がいた。葛城山に住むシャーマン的な呪術者だった。
HTbookCoverImage.jpeg神谷秀樹『強欲資本主義 ウォール街の自爆』(文春文庫、2008年10月)

タイトルの通り、ウォール街は自爆した。元々、投資銀行はお金持ちの投資の相談を請けおって手数料で生きてきた。アメリカのビッグバンで90年代に銀行と証券の垣根をつくっていたグラス・スティーガル法がなくなり、自由な参入競争が起きた。

自由な競争は大歓迎だが、投資銀行の企業行動に大きな変化が起きた。まず、自らの勘定で投資に打って出るようになったことが第一。人さまのお金を集めて運用し、巨額の運用手数料を得ることを学んだ。もうかるのは手数料だけではなかった。トレーダーたちは「成功報酬」として運用実績の2割だとか3割を手にすることを覚えた。
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伴 武澄
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1951/05/05
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