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筆者が読んだ本の読書日記。書評ではなく、著書の内容から、自らの体験や時代背景を読み解くことを目指します。筆者の備忘録でもあります。
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51HKGYX8K7L._SL500_AA240_.jpg加藤徹『貝と羊の中国人』(新潮新書、2006年6月20日)

国家は民族の衝突から生まれる。殷と周の衝突から黄河流域に文明が生まれたという。農耕民族の殷は「貝」を通貨にし、西方の遊牧系の周は「羊」を大切にした。だからそれぞれ、貝と羊に関する漢字が多く生まれた。
財、貨、賭、買・・・
義、美、善、養・・・

うーん。

殷人は自らの王朝を「商」呼んだ。周に滅ぼされて、殷人は土地を奪われて亡国の民となり、いわば古代中国版ユダヤ人となった。各地に散っても連絡を取り合い、物財のやりとりを生業とした。「商人」の始まりなのだそうだ。
筆者は中国通を自認していたが、知らなかった!
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