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筆者が読んだ本の読書日記。書評ではなく、著書の内容から、自らの体験や時代背景を読み解くことを目指します。筆者の備忘録でもあります。
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31tyasB-juL._SL500_AA240_.jpg 南雲治寡『色の新しい捉え方』(光文社新書、2008年6月20日)

光が電磁波の一種であることはみんな知っている。だが、電磁波に色があるわけではない。電磁波が目の網膜にあたり、網膜の錐体で電気信号に変換され、その電気信号によって脳が色を判断する。最終的には視覚野という脳の部分で色が映し出されるのだという。

人間が色を判断する仕組みはデジタルカメラに画像が映って、液晶画面に映し出されるのと瓜二つだということが分かった。だからデジカメで撮影した映像を人間の色識別と同じ回路で電気処理して、視覚野に送り込めばその映像を脳の中で再現することができるということになる。

目の見えない人には朗報だが、そんな技術がすでに発明されているというのだから驚きである。
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